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屍土の宴-しどのうたげ-



あらすじ



登場人物


主人公と仲間たち


水面 -ミナモ-

狡猾で守銭奴な退魔師の青年。退魔師としての腕はあまり良くない。

柳之助 -リュウノスケ-

水面と契約を結んでいる式神。本来は高位の存在だが、普段はそれを感じさせないほど人懐っこい。

薺 -ナズナ-

水面の幼馴染の青年。のんびり屋だが計算高い。帝都最大の商家の息子。



街の住人


蓮華 -レンゲ-

花街『怪幽廓』を取り仕切る凛とした女将。水面の母親代わりでもあり、いつも水面の事を見守っている。

土筆 -ツクシ-

怪幽廓に迷い込んでしまった女学生。普段は礼儀正しいが水面には生意気な態度を取る。

神影 -ミカゲ-

水面の前に時折現れる、食いしん坊でドジな謎の青年。



帝国軍


和音 -カズト-

帝国軍特殊部隊、白夜叉隊の隊長。年齢の割に誠実で礼儀正しいが、幽霊が苦手。

綾乃 -アヤノ-

帝国軍特殊部隊、黒夜叉隊の隊長。口は悪いが面倒見の良い青年。

浅葱 -アサギ-

眼帯をした帝国軍人。常に不機嫌そうな顔をしているため、周りからは敬遠されている。



帝国上層部


皇帝

帝国を束ねる皇帝。

雅灯-みやび-

皇帝と契約している式神。白龍。

紫々神家

退魔師を生業とした有力な華族の中でも特に力を持つ名門一族。



???


朧 -オボロ-

水面達の前に度々姿を現す、黄金の亡霊。

真白 -マシロ-

大きな獣耳と尻尾を持つ青年。寡黙で、滅多に表情が変わらない。

漠 -バク-

黒いフェイスベールで口元を隠している男性。目元の表情が変わらない割に陽気。

日向 -ヒナタ- 

誰に対しても明るい笑顔で接する青年。

響也 -キョウヤ- 

よく日向と共に行動している、オッドアイの青年。



✿用語説明✿


龍灯(リュウビ)帝国

この物語の舞台となる国。千年前、大陸は魑魅魍魎に溢れていたが、当時の退魔師により沈静化。その時のメンバーで国を起こした。末裔が代々、皇帝を務める。

影焔(カゲロウ)

神格化した妖怪や霊力を持ち始めた動物、死霊など、人ならざる物の総称。あやかし。

その中でも特に格が高いものは忌神(イマガミ)、弱小なものは虚(ウロ)と呼ばれる。

退魔師

影焔に対抗する手段を身に着けた人間。野良の退魔師も居なくは無いが、ほとんどが現存する退魔師一族の組織の下に所属している。

式神

退魔師と契約した影焔や契約によって霊力を得た動物の総称。後者は使い魔とも呼ばれる。



貴族

この国の上流階級。退魔師に限らず、有力な武家や鍛冶師の家系も含まれる。軍や警察の重役を担う事が多い。貴族の中でも、国を起こす時に中心となった退魔師の家系は華族と呼ばれる。

華族

貴族の中でも、特に皇族に近い退魔師の家系の者達。各一族の当主は代々、強力な退魔師が務める。

怪幽廓(カイユウカク)

人に害を為さない影焔を対象とした、妓楼が多く並ぶ花街。人間を対象とした店もある為、人間も見かけるが人に化けたあやかしの類の方が多い。



死霊

何かしらの強い想いを残して亡くなった者の思念(魂とは別物)。その思念が現世で彷徨ってるものを浮遊霊、無意識に周囲に悪影響を及ぼすものを悪霊、思念が具現化し意図的に人に害を為すものを怨霊と言う。

忌神(イマガミ)

影焔の中でも神格化された者の総称。生粋の神とは明確に区別されるが、それらに片足を突っ込んだ存在。

影焔の中でもトップの知名度と実力を持つ種族。平均的な鬼でさえ影焔内で上位の強さを持ち、神格化されずとも忌神と戦える程度の能力を持つ鬼も居る。もちろん神格化された鬼も存在する。